沿革/概要 社長略歴 アクセス/地図



武者 利光 (むしゃ としみつ)

(株)脳機能研究所 代表取締役社長
(株)ゆらぎ研究所 代表取締役社長
東京工業大学名誉教授



半導体の「1/f ゆらぎ」および高安定水晶時計の示す時間の「1/f ゆらぎ」の研究が生体のリズムゆらぎの研究に発展し、生体の快適性との関係にたどり着いた。「1/f ゆらぎ」は生命の維持に重要な役割を果たしている。1977年に1/fゆらぎに関する学際的な国際会議を東京で開催し、それ以後2年ごとにこの研究会は世界各地で開催されている。生体内の情報伝送に1/fゆらぎが重要な働きをしていることを発見し、神経軸索内の活動電位の変調を調べている過程で、脳波発生機構に関する逆問題の解法に研究が広がった。

東京工大を定年退職した後、これらの研究を継続するために、ベンチャー企業として(株)脳機能研究所と(株)ゆらぎ研究所を設立した。(株)脳機能研究所での研究から、喜怒哀楽のような感性を定量化する脳波解析法を開発し、感性スペクトル分析法ESAMと名付けた。さらに脳皮質の劣化度を定量化する脳内ニューロンの劣化度を定量化する解析法DIMENSION(Diagnosis Method of Neuronal Dysfunction)を開発した。国立精神神経センターの朝田氏らとの共同研究を通じて、この技術が痴呆症の早期発見を高感度で行えることを明らかにした。この技術を用いて痴呆症の発症を遅らせ、老人性痴呆患者の増加を抑制することを目的とした臨床応用が始まった。またこの研究の延長として、脳内ニューロン機能劣化部位を脳表面に表示するL-DIMENSION(Local DIMENSION)という技術を開発した。


1931年 6月生  
1954年 東京大学理学部物理学科卒業
1954
  〜1964年
日本電信電話公社電気通信研究所研究員
1964年 マサチュ-セッツ工科大学(米国)研究員
(フルブライト交換研究員)
1965年 王立工科大学(スウェーデン)研究員
1966年 RCA東京研究所研究員
1966
  〜1992年
東京工業大学工学部 総合理工学研究科教授
(この間、パリ大学客員教授を勤めた)
1992
  〜1994年
東京理科大学教授
1994年 (株)脳機能研究所および(株)ゆらぎ研究所を設立
代表取締役に就任
1994年11月 神奈川工業技術大賞受賞
(脳機能解析技術の開発)
1997年 4月
  〜2002年 3月
帝京平成大学教授
2000年 (財)機械振興協会より中堅・中小企業新機械開発賞受賞
(感性解析法の開発)
2001年 4月
  〜2003年 3月
理化学研究所脳研究センター非常勤研究員