沿革

  年 月                  詳  細
1992年 3月 東京工業大学名誉教授・武者利光が、株式会社かながわサイエンスパーク、株式会社エヌエフ回路設計ブロックの支援を得て、神奈川県川崎市高津区のかながわサイエンスパーク(KSP)内に研究所を開設
1994年 1月 武者利光が株式会社脳機能研究所を設立
1994年 2月 脳波を用いて癲癇発生源の位置推定をする「双極子追跡法」による「脳機能解析システムBFA」を開発、商品化
1997年 3月 脳波を用いて喜怒哀楽といった心の状態を数値指標化する「感性スペクトル解析法ESAM」を開発、商品化
2002年 4月 脳波を用いて脳内シナプス・ニューロン機能の低下度を数値指標化する「脳機能活性度計測法DIMENSION」を開発、商品化
2005年 3月 神奈川県川崎市川崎区浜川崎の京浜ビルに移転
2007年 2月 神奈川県横浜市緑区の東工大横浜ベンチャープラザに移転
2012年 8月 神奈川県横浜市緑区の東工大すずかけ台キャンパス内J3棟に移転
2013年 8月 脳波を用いて高齢者認知症の早期診断補助情報を提供する「脳活動画像表示技術NAT」を開発
2014年 1月 神奈川県横浜市鶴見区のリーディングベンチャープラザに移転

2017年 9月

NAT技術をベースとした「脳波解析システム NATESASⓇ」「脳活動検査データ統計解析システム」が、 株式会社NTTデータアイと日本光電工業株式会社から全国の医療機関向けに提供開始
2018年 4月 ニプロ株式会社のグループ企業となる
2020年 4月 東京都文京区本郷に移転

創始者・名誉顧問  武者 利光 プロフィール

prof-musha東京工業大学を定年退職後、「1/fゆらぎ」や「脳波発生機構に関する逆問題の解法」などの研究を継続するために、ベンチャー企業として「株式会社脳機能研究所」と「株式会社ゆらぎ研究所」を設立。
脳機能研究所での研究から、喜怒哀楽のような感性を定量化する脳波解析法を開発し、「感性スペクトル分析法ESAM」と名付けた。さらに脳皮質の劣化度を定量化する脳内ニューロンの劣化度を定量化する解析法DIMENSION(Diagnosis Method of Neuronal Dysfunction)を開発。国立精神神経センターの朝田氏らとの共同研究を通じて、この技術が痴呆症の早期発見を高感度で行えることを明らかにした。
この技術を用いて、痴呆症の発症を遅らせ、老人性痴呆患者の増加を抑制することを目的とした臨床応用が始まり、またこの研究の延長として、脳内ニューロン機能劣化部位を脳表面に表示する「L-DIMENSION(Local DIMENSION)」という技術を開発した。